破風板エコモール(14mm)施工資料

施工前の確認事項

  • ●切断面はプライマーを刷毛で、塗り残しの無いよう、均一に塗布して下さい。
  • ●シーリング材は外装材用の品種と仕上げ塗料の色を確認し、ご使用下さい。
  • ●養生テープは平滑面用の弱粘着タイプを使用して下さい。
  • ●塗装は外気温5℃以上、湿度80%以下の条件で、破風板が充分乾燥していることを確認してから塗装を行って下さい。
  • ●エコモールは寒冷地域A(国土交通省告示基準)の地域には使用できません。
  • ●鉄骨下地への直張りには使用できません。
  • ●幕板には使用できません。
  • ●持ち運びは、垂直に立てて、持ち運んで下さい。
  • ●ものに当てたり、落としたりして、損傷しないように、注意して下さい。
  • ●カラー品を取り扱う際は、表面を汚れた手で触って、汚れを付けないようにして下さい。
  • ●保管は、雨、雪に濡れないように、シートカバーを掛け、平らな場所にパネルや6本以上の角材を敷いて、保管して下さい。
  • ●カラー品は、積み重ねる場合、必ず保護フィルムを入れた状態にして下さい。又、シーラー品、カラー品とも積み重ねる場合は30本以下にして下さい。

施工方法

切 断

電動鋸(チップソー、ダイヤソー等)又はスレート鋸をお使い下さい。

取り付け

ステンレスリング釘(φ2.3×39~65mm程度)を用いて先穴を開け、端部から40mm以上内側に、455mm間隔を目安に留付けて下さい。

継ぎ目の処理

継ぎ目は3mm程度の目透かしとするか、又はバックアップ材を使用して、5mm~10mm程度の隙間をあけ、シーリング材を充填して下さい。切断部分にはプライマーを塗布して下さい。

塗装仕上げ エコモール(シーラー品)

表面の汚れを除去して、切断部分はプライマーで処理し、下記の参照塗料により仕上げて下さい。

仕上材料(推奨塗料) 商品名 標準塗布量 kg/m2
エスケー化研 下塗 SKスーパーシーラー
上塗 ブリーズコート
0.15~0.20
0.60~0.80
  • ※以下の塗料は使用できません。
    非水エマルジョン系、オイルペイント、フタル酸系、塩ビ系、セメント系塗料。
  • ※現場塗装の塗膜品質については、当社は責任を負いかねます。

エコモールの塗装面補修

1.事前確認

  • 補修塗料での補修は当日が降雨・降雪の場合、化粧面が濡れている場合は補修しないで下さい。
  • 外気の温度が5℃以上の時に補修を行って下さい。
  • 補修塗料の保管は0℃以上の冷暗所にて保管し、輸送時も0℃以下にならないよう注意して下さい。
  • 長期保管している補修塗料は変色等の恐れがあるので使用しないで下さい。
  • シーリング材・パテで釘頭の補修は行わないで下さい。変色の原因となります。

2.色調の確認

  • 色が均一になるまで十分に攪拌後、残材等を利用して試し塗りを行い色調を確認して下さい。
  • 補修塗料は、希釈せずそのままご使用して下さい。

3.補修面の処理

  • 汚れ、ホコリ、油、水分等を除去して下さい。
    ※除去していない場合、塗膜の剥がれの恐れが有ります。

4.補修塗装

  • 同梱の刷毛で補修該当箇所のみ塗布し、必要以上に塗り広げないように、重ね塗りしないで下さい。
  • 補修箇所は、キズ部分、釘、ビス頭部のみに補修塗装して下さい。
  • エコモールの切断小口の面取り部は、補修塗料を十分に塗布して下さい。

5.補修後の乾燥

  • 補修塗装後は、1日程度、雨や水がかからないようにし自然乾燥させて下さい。
    ※上記以外の内容で補修を行った場合、補修部分が目立つ、もしくは経年変化で補修部分が目立ってくるなどの不具合が発生しますので十分注意して使用して下さい。

①軒先

②けらば

□接合部分

ビスの留付け
  • ビス留めは、電動ドリルで必ず先穴をあけて下さい。
    ①φ4の貫通穴を加工して下さい。
    ②φ8のサラ穴加工を、ビスが製品表面から2~3mm沈むように加工して下さい。
  • ビス穴の位置は製品長辺方向の端部から30以上40mm以下に設けて下さい。
  • ビス留め間隔は、製品幅方向に2本・長さ方向に455mm以下として下さい。
  • 現場切断小口は防水シーラーを塗布して下さい。

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